戦後初のメーデーに集結した大勢の人々を前に、音楽家関鑑子さんが「この人々の心に二度と戦争をしないという『平和の砦』を歌声で築こう」と決意し始まったうたごえ運動は70年を経過し、今年71年目に入りました。

この70年間平和を願う運動だけではなく、労働運動、障がい者運動など全ての人が人間らしく生きる闘いの傍らにいつもうたごえは在り、闘いを励ましてきました。

 今、唯一の被爆国である日本は国連で採択された核兵器禁止条約を批准することなく過ごしています。沖縄に基地はこれ以上要らないと言う人々の民意に反し辺野古新基地建設は推し進められています。東京電力福島第一原発事故の後処理も目途がたっていません。

また、働き方改革と言いながら不安定な雇用状況は改善されず、更に外国人労働者をどう迎え入れるのでしょうか?

社会保障のための消費税増税ですが、障がいをもつ人への給付は抑制されています。日々の暮らしの中で医療や介護、年金問題も深刻化しています。

全ての人々が平和で人間らしく生きることへの願いは戦後74年を経てもますます危機を迎えているように思います。人間らしく生きることへの闘いはまだまだ続いています。

 私たちのうたが聴いてくださる皆さんの共感を呼び、豊かでよりよい暮らしを求める道につながることを願って大阪のうたごえ祭典2020を開催いたします。

大阪のうたごえ協議会加盟団体・未加盟団体が力を合わせ大きくうたごえ運動の輪を広げて取り組みます。どうぞたくさんの皆様にご来場賜りますようお願いいたします。

      ~手をとろう ともに歌おう みんなの笑顔が咲くまちへ~